症例

喉の詰まり感・呼吸のしにくさ(不定愁訴)の漢方治療

喉の奥がつかえるような感じ
息が吸いにくい、胸が締めつけられるような感覚は、

  • のどに何か詰まっている感じ
    • 深呼吸がしづらい
    • 病院では「異常なし」と言われる
    • 不安感や緊張が強くなると悪化する

といった特徴を伴うことが多く、
日常生活の中で強い不安やストレスにつながりやすい症状です。

西洋医学では…

検査(内視鏡・画像・呼吸機能検査)で
明らかな異常が見つからないことも多く

  • 自律神経の乱れ
    • 心因性要因
    • 不安障害・過換気

などと説明されるケースが少なくありません。

そのため、
一時的に楽になっても再発する
• 薬をやめると戻る
• 「気のせい」と言われつらい

と悩まれる方も多く見られます。

東洋医学ではどう捉える?

漢方ではこの症状を
「梅核気(ばいかくき)」 と呼び、

  • 気(き)… 流れ・緊張の調整
    • 水(すい)… のど・胸に停滞する余分な水
    • 肝・脾・肺の働き
    • 自律神経のアンバランス

が複雑に関与した状態と考えます。

特に慢性化している方では、

  • ストレスが長年続いている
    • 緊張をため込みやすい性格
    • 胃腸が弱く、気が下がりにくい
    • 「我慢」が多い

といった体質的背景がよく見られます。

主な漢方的体質タイプ

肝鬱気滞(ストレス型)
喉の詰まり・ため息・胸苦しさ
処方例:半夏厚朴湯、柴胡疎肝湯

気滞+水滞型
喉の異物感・めまい・不安感
処方例:半夏厚朴湯、苓桂朮甘湯

気虚を伴うタイプ
疲れると悪化・息切れ
処方例:補中益気湯 など

 

  • 症例:40代女性

主訴
喉の詰まり感、呼吸のしにくさ

これまでの経過

  • 発症は 7〜8年前
  • ストレスが引き金になる自覚あり
  • これまでは市販で購入した 半夏厚朴湯 で改善していた
  • 今回は服用しても改善せず、不安が強くなり来店

困っていること

  • 喉に何か引っかかっている感じが続く
  • 息を吸いにくく、胸が苦しい
  • 夜になると症状が強まる
  • 病院では異常なしと言われた
  • 「このまま治らないのでは」と不安
  • 漢方的な見立て

問診と糸練功で確認したところ、
最も明確だったのは

「肝鬱気滞」+「自律神経のアンバランス」

  • ストレスで「気の巡り」が滞っている
  • 緊張が抜けにくく、喉・胸に気が集まりやすい
  • 呼吸が浅くなり、不安感が症状を増幅
  • 半夏厚朴湯単独では、今の状態には力不足

と判断しました。

  • 用いた漢方薬・薬茶

お出ししたもの

  • 半夏厚朴湯
    → 喉の詰まり・気滞・不安感の中心処方
  • 自律神経を調整する漢方薬
    → 緊張・過敏な反応を鎮める目的
  • 緊張を緩める薬茶
    → 呼吸を深め、リラックスを促す

この組み合わせの目的

  • 「詰まりを取る」だけでなく
  • 緊張のスイッチを下げる
  • 再発しにくい状態をつくる
  • 服用後の経過

📌 飲み始めてすぐ

  • 喉の違和感が 約70%軽減
  • 呼吸が楽になる

📌 1ヶ月

  • 苦しくなる頻度が明らかに減る
  • 不安感が軽減

📌 2ヶ月

  • 喉の詰まり・呼吸のしにくさは ほぼ消失
  • 日常生活で症状を意識しなくなる

現在は症状消失を確認し、
服用終了されました。

 

漢方薬局からのメッセージ

喉の詰まりや呼吸の苦しさは、
「気のせい」ではなく
体と心の緊張が長く続いた結果として現れる症状です。

漢方薬局では、
症状だけでなく
「なぜ今、治りにくくなっているのか」
を一緒に整えていきます。

その辛いお悩み、漢方薬局の漢方で解決してみませんか?

✅効果を感じない薬を飲み続けている
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当店では東洋医学的な視点からなかなか改善しないお悩みに対してアプローチいたします。
病名だけで選ぶ漢方薬ではなく、あなたの体質を東洋医学的に診断し、お体に合わせた漢方薬、自然薬をご提案可能です。ぜひ一度ご相談ください。
直接ご来店頂くのが一番望ましいですが、遠方や事情で来店が難しい方にも対応しています。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。

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