症例

拍動性の耳鳴りの漢方治療

《拍動性の耳鳴りの改善》

拍動性の耳鳴りは、脈に合わせて「ドクドク」「ズーン」と感じる耳鳴りで、
血流・血圧・自律神経の影響を強く受ける症状です。耳鼻科・内科で検査を受けても明確な原因が見つからず、治療が長引くことで不安を抱える方も少なくありません。

西洋医学では…

拍動性耳鳴りは、
・血管性要因
・高血圧
・自律神経の乱れ
などが関与すると考えられ、精査や薬物治療が行われます。

しかし、
・検査では異常なし
・複数の漢方薬を処方されたが改善しない
・症状に日内変動がある
といったケースでは、治療に難渋することもあります。

東洋医学では拍動性耳鳴りをどう捉える?

漢方では、耳鳴りを「耳そのものの病変」ではなく、全身の巡りと調整力の乱れ
として捉えます。

特に拍動性の場合、
・肝(自律神経・緊張)
・血(流れ・圧)
・腎(耳の感受性)

の関与が大きいと考えます。


  • 症例:50代女性

拍動性耳鳴りの改善症例

【来店時の背景】

数か月前より、脈に一致した耳鳴りを自覚。内科・耳鼻科を受診し、検査では異常なし。
複数の漢方薬が処方されたが症状が改善せず、来店。

【主訴】

拍動に一致する耳鳴り
・静かな環境で特に気になる

【随伴症状・既往歴】

声の響きなし
・耳の閉塞感なし
・めまいは現在なし
・高血圧のため降圧薬を服用中

【既往歴】
・約2年前、良性発作性頭位めまい症(西洋薬で改善)

【症状の特徴】

日内変動あり
朝より昼の方が症状が軽減しやすい
緊張や疲労時に悪化

【漢方的な見立て】

問診・体表反応から、

肝の緊張が強く、自律神経が乱れやすい
血の巡りが末梢で滞りやすい
血圧変動が耳の拍動として自覚されている

👉 「自律神経の乱れ+末梢循環不良による血流の偏り」
と判断。

【治療方針】

拍動性耳鳴りの背景にある
✔ 自律神経のアンバランス
✔ 末梢血管の緊張
✔ 血流の偏り

を同時に整えることを目的とした。

【使用した薬・漢方的アプローチ】

自律神経を調整する薬茶
・緊張を緩め、日内変動を整える
・日常生活に無理なく取り入れられる形で使用

自律神経を整えながら耳鳴りを改善する漢方薬
・肝の昂ぶりを鎮め、耳の過敏さを調整
・拍動感そのものを感じにくくする

末梢血管の拡張にアプローチする漢方薬
・血流をスムーズにし、拍動が強調される状態を緩和
・血圧薬との併用に配慮しながら使用

これらを体調に合わせて組み合わせて使用した。

【服用後の経過】

📌 1ヶ月
・拍動性耳鳴りが体感で約半分程度に軽減
・症状が気にならない時間帯が増える
・特に昼以降は改善を実感しやすい

📌 以降~3か月
・日内変動は残るものの、生活への支障が大きく減少の時期を経てほぼ感じなくなった。
・精神的な負担が軽くなる

ご本人の希望で、3か月でお薬の投与を終了しました。

拍動性耳鳴りは、耳の局所治療だけでは改善しにくく、
自律神経と血流の調整を同時に行うことが重要です。

本症例では、
・薬茶+漢方薬の組み合わせ
・体質と時間帯変化を考慮した調整
により、比較的早期に改善が見られました。

漢方薬局では、
症状だけでなく
「なぜ今、治りにくくなっているのか」
を一緒に整えていきます。

その辛いお悩み、漢方薬局の漢方で解決してみませんか?

✅効果を感じない薬を飲み続けている
✅今の薬を飲み続けるのが心配
✅今とは別の視点での治療を試したい
✅自分にあったものを選んでほしい
✅自然由来のもので治療したい
✅体質から改善したい
✅改善するための生活習慣を知りたい
✅これからも健康に暮らしたい

当店では東洋医学的な視点からなかなか改善しないお悩みに対してアプローチいたします。
病名だけで選ぶ漢方薬ではなく、あなたの体質を東洋医学的に診断し、お体に合わせた漢方薬、自然薬をご提案可能です。ぜひ一度ご相談ください。
直接ご来店頂くのが一番望ましいですが、遠方や事情で来店が難しい方にも対応しています。

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。

関連記事